7_金勝アルプス・天狗岩・竜王山_2022.06.17

2022年06月18日

上桐生バス停→落ヶ滝→滝→天狗岩→白石峰→竜王山→国見岩→狛坂磨崖→上桐生バス停

上桐生バス停から登山口で登山届を出して沢と杉林の中の林道を登って行きます。少し行くといきなり岩登り、でもロープがあるから安全です。少し登ると落ヶ滝が現れます。水流は細いですが、落差が、約20で絶壁から落ちている感じで階段状になっていて見上げると岩盤の造形に圧倒されます。ここから元の道に引き返して、少し登ると沢登りの感じで岩盤の上を小さな流れが走っていて岩も趣が有って、こんな感じの所を登るのは初めてなのでワクワクしながら登って行きます。急斜面のロープの有る岩場を登ると北峰縦走線に出ます。樹林の中をしばらく登ると岩稜になり、前方に林立する岩々の上に、そびえた天狗岩の姿が望めます。すごい光景で感動しました。展望も開けていて気持ち良いです。ここから岩の間を縫いながら歩き天狗岩に着きます。見上げると3ヶ所の岩頂が有り、頂上付近はロープが無く恐々登ると、琵琶湖から周囲の山々が、360°の絶景で風も有って立っているのも少し怖かったですが、最高の展望でした。自然が造り出す岩のオブジェにも感動です。

ここから少し南下すると三叉路の展望の有る白石峰に着き一休みして、東へ進み階段を下って、登ると金勝寺龍王という祠が有り、少し登ると竜王山山頂で、四等三角点が有りました。山頂からは、北面の岩尾根や琵琶湖まで展望出来ます。ここから白石峰まで戻って下って行くと、団子が乗ったようで落ちそうな面白い岩が現れビックリです。少し下ると国見岩に着きます。この岩からも大パノラマです。下って行くと樹林の中に大きな岩盤を削って造った狛狛坂磨崖仏が現れました。奈良時代の後期に作成されたそうですが、こんなにきれいに残っているのには感動し拝みました。ここから沢沿いの林道を下っていくと新名神高速が見えます。隧道の傍で未だ緑色したアケビ、萩そして木イチゴがコラボしていました。

初めて見る光景なので嬉しくなりました。さらに下ると逆さ観音が現れます。なぜ逆さなのか?説明表示板を見て納得です。遊歩道を進とオランダ堰堤が有り、さすがにヨーロッパ建築風の凄い堰堤で日本の産業遺産三百選に選定されているそうです。改めて明治時代の技術は凄いなあと思いました。

今日は、自然が造り出す岩のダイナミックさと日本庭園を思わせるような造形美に自然の素晴らしさと力強さに感動した山歩きでした。